僕のお店では、ここ最近スイーツメニューを久しぶりに追加しました。2年間ワンオペ体制で運営していたため、新しいメニューの開発や導入が難しかったのですが、移転を機にスタッフが増え、2人体制となったことでようやく新しい挑戦が可能になりました。その一環として、季節限定のかぼちゃケーキを導入したところ、驚くほどの反響を得ることができました。
季節商品導入のメリット
季節商品を導入することで、来店動機を作り出すことができるというのは、多くの飲食店にとって重要な戦略です。お客さんが「今しか食べられない」という特別感を感じることで、わざわざ足を運ぶ理由になります。僕のお店でも、このかぼちゃケーキがその役割を果たしてくれました。また、季節限定商品は客単価を上げる手助けにもなります。お客様がせっかく来店するなら、通常より少し高価な季節メニューを選ぶ傾向があるからです。
僕の店のスイーツメニューの価格は、次の通りです。
• プリン:450円
• ショコラ:480円
• コーヒーゼリー:500円
• チーズケーキ:500円
この中で一番人気のメニューは、一番安いプリンです。季節メニュー導入前月のスイーツの構成比率は、プリンが31%、その他のメニューが22〜25%程度でした。
プリンが人気とはいえ、4商品は偏りが少なく出数は分散しています。
かぼちゃケーキ導入による影響
さて、10月の秋に合わせて新メニューとしてかぼちゃケーキを590円で追加しました。かぼちゃの風味が秋の季節感を醸し出し、お客様にも「季節限定商品」として非常に魅力的に映ったようです。実際、このかぼちゃケーキを導入したことで、スイーツの構成比率が劇的に変わりました。導入月のデータを見てみると、かぼちゃケーキは全体の42%を占める人気商品となり、一番人気だったプリンは16%にまで下がりました。
このように、新商品が出ると構成比がこれほど大きく変化するということは、このケーキを目当てに来店するお客様が増えたということです。かぼちゃケーキがただのメニュー追加ではなく、しっかりとした来店動機を生み出しているのがデータからも明らかです。この現象こそ、季節商品の持つ大きな力を物語っています。
売上への影響と今後の展望
かぼちゃケーキを導入した初日は、過去最高の売上を記録しました。お客様が新メニューに興味を持ち、足を運んでくれたことで一気に売上が伸びたのです。このような季節限定商品は、通常のメニューに比べて価格設定を少し高めにすることが可能です。例えば、かぼちゃケーキは他のスイーツより90円ほど高く設定しましたが、その価格差が売れ行きに影響を与えることはありませんでした。むしろ、「ちょっと高いけれど、今しか食べられない」という特別感が購買意欲を刺激したのだと考えています。
この成功体験から、できれば毎月新しい季節メニューを導入したいと考えています。しかし、現実はそう簡単ではありません。新メニューを開発するには試作や準備が必要で、そのための時間や手間が大きなハードルとなります。それでも、今回のかぼちゃケーキの成功を見ていると、その努力が報われることを強く感じました。
ワンオペからの脱却
これまで僕の店ではワンオペで運営していたため、スイーツメニューの追加は難しいと感じていました。1人で営業していると、どうしても新しい試みを行う余裕がなく、既存のメニューを守り続けることに精一杯でした。しかし、移転を機に2人体制へとシフトしたことで、ようやく新たな試みが可能となり、こうした季節商品を取り入れることができました。
この体制変更は非常に重要なステップであり、店の運営に新たな活気をもたらしました。お客様からも「新しいメニューを楽しみにしている」という声が聞かれるようになり、今後も季節ごとのメニュー展開を積極的に行っていきたいと考えています。
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まとめ
今回のかぼちゃケーキの導入を通じて、季節商品の重要性を改めて実感しました。季節感のある商品を提供することで、来店動機を作り、客単価を引き上げることが可能です。そして、店舗運営においても、2人体制へ移行したことで新しいメニュー開発の余裕が生まれ、店全体の活性化に繋がりました。
スイーツメニューの追加は、単なるメニュー拡充ではなく、店の成長にとって大きな一歩となりました。今後も季節ごとの商品を通じて、お客様に新しい体験を提供し続けたいと思います。
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