ワンオペだからこそできる!小さなカフェで大きな利益を出す方法

経営知識

ブレインストーミングという方法

ブレインストーミングとは、制約を一切取り払って自由にアイデアを出し合う発想法です。正解や間違いを気にせず、どんな突飛なアイデアでも出してみることで、新しい解決策が見えてくるのが特徴です。

僕がカフェ開業をする前に読み漁った本

今回はワンオペカフェの問題点をいくつか挙げて、解決策を考えてみましょう。どんな手段でも構いません。以下の課題に対して、5分程度考えてみてください。出せるアイデアは好きな数だけ出してみてください。

問い: 洗い物に手が回らない。

ワンオペで運営していると、どうしても洗い物の手間が負担になります。洗い物をしている間にお客様の対応ができなくなったり、オペレーションが滞ったりします。さて、この問題に対してどんな解決策があるでしょうか?

おそらく、最初に思いつくのは「紙コップや紙皿を使って洗い物そのものを減らす」というアイデアではないでしょうか。スターバックスのように、使い捨てのカップを使えば、そもそも洗い物を発生させないという解決策ですね。また、「食洗機を導入して洗い物の時間を短縮する」というのも、かなり現実的な方法です。

しかし、これではまだ自由な発想とは言えません。少し視点を変えてみましょう。

突拍子もないアイデアで考えると?

例えば、「お客さんに洗ってもらう」というのはどうでしょうか? もちろん、このまま実行するのは難しいかもしれませんが、こうしたアイデアも一つの発想の広げ方です。例えば、洗ってくれたお客様に次回使える割引券を提供するなど、洗い物を手伝ってもらう仕組みを作ることもできます。

さらに、「お皿ごと捨ててしまう」「食べられるお皿を開発する」といった突拍子もないアイデアもあります。たとえば、ピザなどで「食べられるプレート」を使うレストランも実際に存在します。こうした斬新な発想も、実はブレインストーミングの大事なポイントです。

実際に、こうした突飛なアイデアを形にしている飲食店も存在します。例えば、かつて話題になった「未来食堂」というお店では、お客さんが手伝うことで飲食代を割引されるという独特のスタイルを採用しています。これは、飲食業界における人手不足や長時間労働といった問題を逆手に取った業態です。

また、京都の「百色屋」も同様に、働く人と食べる人が境界を曖昧にし、一緒に作業することで運営を円滑にしているお店です。こうした事例を見ると、自由な発想が実際のビジネスとして成立していることがわかります。

ワンオペカフェの強みとは?

ここまで発想を広げて考えてみると、アイデアがどんどん出てくることに気づかれるかと思います。ワンオペカフェの運営は、一人でやるからこそ限られたリソースで効率よく利益を出すことが求められます。その中で最も大きな強みは、コストが低く抑えられる点です。

たとえば、スタッフを雇わないことで人件費がかからず、売上に対して手元に残る利益が非常に大きくなります。ワンオペだからこそ実現できる高利益率は、売上が少なくても十分に利益を確保できるビジネスモデルなのです。

具体的に言えば、月の売上が50万円でも、家賃や光熱費、消耗品などの経費を差し引いても26万円ほどの利益が残ります。もし400万円を借り入れた場合でも、8年返済で月々の返済額が5万円程度ですので、手元には21万円が残る計算です。このように、小規模な売上でもしっかりと利益を生み出せるのがワンオペの魅力です。

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制約があるからこそできる工夫

ワンオペでの運営には多くの制約がつきまといます。例えば、メニュー数を増やすことはオペレーションを複雑にし、提供スピードを落とす可能性があります。また、レジ対応や客席の管理、仕込みや洗い物など、一人で行うにはどうしても限界があります。

しかし、これらの制約があるからこそ、効率的なオペレーションを追求することが求められます。僕の場合、メニューをドリップコーヒーに絞り、仕込みから提供までの時間をできる限り短縮しました。お客様が来店したらすぐに対応できるよう、事前準備を徹底し、無駄のない動きで運営しています。

こうした工夫を積み重ねることで、限られたリソースの中でも高品質なサービスを提供しつつ、売上を効率よく伸ばすことが可能になります。

ブレインストーミングの力を活かして運営を効率化する

ブレインストーミングは、ワンオペカフェの運営においても非常に有効な手法です。制約がある中での発想の転換が、思わぬ解決策を生むことがあります。レジ対応や洗い物、仕込みなど、日々の業務で負担になる部分に対して、柔軟な発想を持って考えることが、効率化への第一歩です。

例えば、冒頭の例で挙げた「お客様に洗い物をしてもらう」というアイデアも、すぐに実現可能ではないかもしれませんが、そうした発想を基に新しい仕組みを作ることは可能です。お客様との関係を深める一つの方法として、「お手伝いで割引」などの特典を設けることは、集客やリピーターを増やすための手段になるかもしれません。

制約の多いワンオペカフェだからこそ、こうした自由な発想が経営を支える重要な要素になります。

ワンオペカフェの未来を見据えて

僕が運営するカフェも、最初は小さな店舗で始まりました。少ない席数、限られたメニューで一人で運営していましたが、やがて店舗を拡大する必要に迫られました。店舗を移転し、広いスペースで多くのお客様を迎え入れる一方、オペレーションの複雑化や経費の増加といった新たな課題も出てきました。

ワンオペから少しずつ人を増やし、店舗を拡大していく段階に入ると、利益を出し続けるためには慎重な運営が求められます。しかし、ワンオペで培った効率化のノウハウや、少ないリソースで最大限の成果を上げる思考は、この次のステップでも非常に役立ちます。

飲食店経営における「選択と集中」の大切さ

ワンオペカフェ運営の結論

結論として、ワンオペカフェの運営は、制約が多い中でどれだけ工夫できるかが鍵となります。少ないメニューと効率的なオペレーションを組み合わせることで、少ない売上でも高い利益を生み出すことが可能です。ブレインストーミングを活用して、自由な発想で課題に取り組むことで、さらなる効率化と利益向上を実現することができるのです。

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