カフェ経営のコツは会社員時代に学んだ

経営知識

会社員時代の経験は、僕にとって経営の基本となる「コツ」を学ぶ場でした。その中でも特に重要だと感じたのが、「仕組み化」「プロモーション」「全てを疑う」という3つの要素です。この3つを実践することで、店舗は大きく成長しました。ここでは、それぞれのポイントについて振り返りたいと思います。

自己紹介

仕組み化

経営者にとって最も重要なのは、自分がいなくてもお店が回る「仕組み化」を実現することです。会社員時代、僕は「作業が早いことが正義」とされる文化の中で働いていましたが、これは経営には全く向かない考え方だと感じていました。そこで、入社3年目には「誰でも回せるシステム」を意識して業務に取り組みました。

具体的には、新業態の立て直しのメニューアイデアの際は、メニューをシンプルにして、最後の盛り付けだけを変えることでバリエーションを持たせました。サンドイッチやカレー、パンケーキを提供していたカフェを、パンケーキだけのお店にして、盛り付けの工夫で20種類のメニューを展開しました。このシステムにより、スタッフが初日からでも品質を保ちながら仕事を進められるようになり、さらにコンセプトが明確化。結果として、売上は2倍に成長しました。仕組み化によって、現場の負担を軽減しながら高いクオリティを維持できる経営が実現しました。

プロモーション

プロモーションの力も経営成功の大きな鍵です。会社員時代、観光地にある店舗でのプロモーション戦略を見直したことがありました。その店舗では「メディアに掲載されました!」という販促物が目立っていましたが、周りのお店も同じようにメディア掲載を強調していたため、差別化ができていませんでした。そこで僕は、全ての販促物を張り替え、メディア情報ではなく、しっかりとした商品写真を中心にした販促物を作り直しました。

その結果、掲載した商品の売上は翌日から2倍に伸びました。プロモーションで重要なのは、競争相手や環境に合わせた柔軟な戦略を立てることです。メディア掲載などの「ありがちな」アプローチに頼るのではなく、目の前のニーズに合ったプロモーションを展開することで、大きな成果が得られます。ちなみにその年、その店舗は前年比売上を全店舗で1位に伸ばし、社内表彰を受けることができました。

全てを疑う

最後に重要なのは、既存のやり方に固執せず、「全てを疑う姿勢」です。会社員時代、私は赤字店舗や業績が悪化している店舗のメニュー見直しを行う業務を任された経験があります。その際、驚いたことは、数十億円規模の企業であっても、基本的なメニュー戦略や運営の仕組みが見直されていない場合が多かったことです。

例えば、大型商戦の催事出展においても、前任者が踏襲していた方法では売上が伸びなかったため、私は思い切ってショッピングモール内での催事の場所を増やすことを提案しました。一般的には同じモール内に二箇所同じ店を出店するのは無意味だと考えがちですが、僕はショッピングモールの人の流れに注目し、別の出入口にも出店することで流動客を捉え、結果として売上を倍増させることができました。この経験から、常に「この方法が本当に最適か?」と疑い、柔軟に改善していくことの重要性を学びました。成功している方法であっても、一度立ち止まって見直すことで、さらに効果的な手法が見つかることがあるのです。この催事出展の取り組みによって、最大の商戦では例年1位の大型店を上回り、全店で1位の売上を達成しました。

まとめ

会社員時代に学んだこれらの3つのポイントを、今の経営に活かしています。「仕組み化」「プロモーション」「全てを疑う」ことを意識して経営を進めることで、効率よく成果を出し、持続可能な成長を実現できると確信しています。これから経営に挑戦される方も、この3つのポイントを心に留めて、成功への道を切り開きましょう!


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