おしゃれさだけではカフェ経営は成り立たない
カフェ開業を夢見る多くの人は、おしゃれな空間や食器、ドリンクに憧れ、理想のイメージを膨らませるでしょう。もちろん、素敵な空間作りやこだわりの食器を選ぶことは重要です。ですが、飲食店経営の現実はそれだけではありません。
僕自身、飲食店経営者として多くの店舗運営に携わってきましたが、おしゃれさだけではお客さんは満足しません。お客さんが求めるのは、入りやすい雰囲気、食べたいと思わせる料理、そして飲みたいと思わせるドリンクです。
経営者が考えるべきこと:オペレーション効率とコスパ
僕が器やグラスを選ぶ際に最も重視するのは、オペレーション効率とコストパフォーマンスです。例えば、安定して供給できるか、コストが適正か、使用時にテーブルで不安定にならないか、多種多様なドリンクに使い回せるかなど、細かい点まで考慮します。さらには、しっかりとスタックできるか、耐久性がありチップしにくいかも判断基準です。
器を選ぶこと自体は楽しい作業かもしれませんが、僕にとってはまったく楽しいとは思えません。最適な選択をするために多くの側面を考慮しなければならず、むしろ大変で辛いと感じることのほうが多いです。
結果を分析する瞬間が至福の時間
では、僕にとって楽しい瞬間とは何か?それは、結果が出た後の数字を分析している時です。この施策は当たった、この施策は改善が必要だ、そんなことを考えながら次のステップを考える瞬間が、僕にとっての至福の時間です。
僕は過去に、飲食企業で売上ナンバーワンの店長を経験しており、売上を作ることに貪欲なサラリーマン生活を送ってきました。今、カフェ開業を夢見る人たちがこれから挑む世界は、こういった経験者が集まる戦場なのです。
経営を理解して開業する経営者は少ない
ただし、驚くことに、飲食店経営を理解しながら開業している経営者は意外に少ないのが現実です。僕がブログで伝えている内容は、業界では当たり前の常識ですが、それを知らずに開業している人が多いと実感しています。飲食店業界の数字や常識を理解するだけでも、無知な経営者よりは一歩リードできるのです。
技術と経営、どちらも必要だが
僕がいた会社には、シェフ経験を持つ店長も何人かいました。料理の技術は素晴らしく、知識も豊富でしたが、誰一人として売上を作れる店長はいませんでした。なぜなら、技術にこだわるあまり、飲食店経営の勉強を疎かにしていたからです。
技術力と経営力、どちらが大切かという話ではありません。両方持っていた方が良いのは当然です。しかし、経営力のない人が技術だけを頼りにすると、作業工程や食材管理が乱れ、良い方向には進みません。
まとめ
飲食店経営において、夢や理想だけでは成功は掴めません。おしゃれな空間や料理にこだわることも大切ですが、実際に運営する上では、オペレーション効率やコストパフォーマンスなど、現実的な要素をしっかりと考慮する必要があります。僕にとって楽しい瞬間は、結果を数字で分析し、次の戦略を考えることです。
飲食店を成功させるには、技術力だけではなく、経営力をしっかりと身につけることが不可欠です。飲食業界の常識や数字を理解することで、無知な経営者と差をつけ、より優位に立つことができるでしょう。技術と経営、どちらもバランスよく備えた経営者こそが、厳しい競争の中で生き残ることができるのです。
カフェ開業を目指す皆さんには、ぜひ経営面にも目を向け、成功に繋がる一歩を踏み出してほしいと強く願っています。
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